鎧人形、魔法人形とも呼ばれるアルマノクスは『魔力増幅器』である。 中に歯車等の物理的仕掛けは一切無いので機械ではない。 術師の魔力を増幅する天然由来の物質、主に聖金属と魔石を多く使い建造される。 聖金属や魔石の質量を増やすほど魔力増幅率も上がる。 中に術師を内包しつつ重心を上げ過ぎないようにしながら、可能な限りの質量バランスを百年に渡り模索した結果今の形状に至る。 動力は操縦する術師の魔力そのもの。 魔術師こそがエンジンであり、制御装置。 その戦闘力は凄まじく、ただでさえ強力な乗り手の魔力を数千倍、数万倍に跳ね上げ、地形を変える程へと変貌させる。 アルマノクスは史上最強の兵器である グランベルムの期間中、稀に生まれ変わったように急激に変化、進化するアルマノクスがいる。 そういった騎体を「覚醒アルマノクス」や「新生アルマノクス」と呼ぶ。